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牙狼-GARO-

雨宮慶太による、『鉄甲機ミカヅキ』以来5年ぶりのオリジナル番組でもある本作はミッドナイトアクションホラードラマと題されて制作され、特撮番組としては珍しく深夜枠での放送となり、大人をターゲットにした番組作りがなされている。雨宮慶太によれば、当初は子ども向け特撮番組として計画され、放映期間も4クールを予定していたという。

スタッフ陣においては雨宮作品の常連であるBUDDY ZOO、竹谷隆之に加え横山誠、金田龍、梶研吾、小林雄次、韮沢靖、など多彩な顔ぶれが集結した。キャスト陣には特撮番組初挑戦となる小西大樹や多くの特撮番組に出演した螢雪次朗、京本政樹など個性的な顔ぶれとなった。ゲスト陣も峰岸徹、森本レオ、加勢大周など深夜番組としては豪華な顔ぶれとなっている(また、ゲストにも特撮OB・OGが多数出演している)。

テーマ曲では1stOPテーマをインストゥルメンタル(歌詞無し)にし、2ndOPテーマは特撮主題歌初挑戦となったJAM Project、エンディングテーマを京本政樹が担当し話題となった。

劇中音楽はテレビ番組によくある録り溜め方式ではなく、各エピソードやシーンに合わせて楽曲を随時制作するという手法が用いらた。最終的に制作された楽曲の総数は、未使用曲を含めると約420にも及ぶ。そのため、シリーズ全体を通して使用された楽曲はごく僅かで、一度きりの使用に終わった曲も多い。サウンドトラックCDも発売されたが、実際に使用された曲ですらCD1枚には収まりきれず、未収録になった曲も少なくない。

本作の制作にあたりバンダイ、東北新社などが資金を出し合う製作委員会方式を採用し結果、従来の特撮番組制作の1.8倍の予算を確保することができた。また日本有数のVFX制作会社であるオムニバス・ジャパンがVFXを担当した。

そのような事があってか、本作ではテレビ番組の水準を大きく越えるアクションシーンやCGが可能となり、変身後のみならず、変身前のアクションも数多く取り入れられ、主要キャストのみならずゲスト陣もアクションシーンに挑戦している。

大人をターゲットにしているため、グロテスクなシーンや裸体シーンなど通常の放送枠では実現困難な表現がなされ、ホラー色の強い作風になっているのも大きな特徴である。

TVシリーズは「暗黒魔戒騎士篇」とされており、雨宮慶太監督が4月末にイベントで新作を作ると発表、TVスペシャルとして『牙狼スペシャル 白夜の魔獣』が製作された。TVシリーズの「その後」を描いた物語。撮影は7月上旬より福島で開始され、ファミリー劇場にて前編が12月15日、後編が12月22日に放送された。また、「ホビージャパン」誌上にて2006年8月号から2007年2月号にかけて、公式外伝「魔戒騎士列伝 鋼の咆哮」が連載された。

尚、『白夜の魔獣』の公式サイトのブログにて「『牙狼』はまだ展開する」というコメントがなされており、2008年4月より「宇宙船」誌上にて、続編「妖赤の罠」(著:小林雄次)の連載が開始された。

ストーリー
画家を夢見る女性・御月カオルは、初めての個展を前に張り切るが、同時に幼い頃に読んだ、父の描いた「黄金騎士」の絵本を夢に見ることが気になっていた。心理カウンセラーの龍崎駈音に相談することで一応安心したカオルは個展に臨むが、画廊のオーナーが突如として異形の化物に変異し、カオルを襲ってくる。その時、カオルの前に白いコートをまとった謎の青年が現れ、変身して化物を倒す。その姿は、正にあの絵本に描かれた「黄金騎士」そのものだった……。

登場人物・キャスト
冴島鋼牙(さえじま こうが)(演:小西大樹・幼少時:澤畠流星)
魔戒騎士としてホラーと戦う青年、25歳。魔戒騎士の最高位『牙狼』の称号と、その証である黄金の鎧を代々受け継ぐ一族の直系で(魔戒騎士は複数存在しうるが、『牙狼』の称号は一人のみに与えられる)、東の番犬所に所属している。愛用の魔戒剣は直刀・両刃、鍔無しの長剣。騎士としての紋章は三角形で、白いコートを愛用し、その左胸には自分でつけたお守りが下がっている。生身のままでも素体ホラー程度なら苦もなく蹴散らす圧倒的な戦闘能力を有する。無愛想なようでその実熱い男。食に関してもストイックであり、好物はコーンフレーク(ただし一番のごちそうは執事であるゴンザの手料理らしい)。亡き父・冴島大河の跡を継いで魔戒騎士となった(この時、頭髪が黒から茶色に変色したが、これは既に亡き母親からの遺伝であり、危険な宿命を背負う鋼牙を守護するため、その力が顕現したものと思われる)。普段は冴島財閥のトップとしての立場を持ち、頭脳明晰・冷静沈着だが、父を辱められると我を忘れて怒り狂う。メシアとキバを倒した後も、北の番犬所の管轄に移って“守りし者”としてホラーと戦い続けている。
御月カオル(みつき カオル)(演:肘井美佳・幼少時:甲地夏波)
画家の卵で、アルバイトをしつつ絵を描き続けている女性、23歳。収入のすべてを画材に注ぎ込んでしまうので、万年貧乏である。鋼牙とホラーの戦いに偶然遭遇し、その際にホラーの返り血を浴びたことで、ホラーに狙われることになる。第20話にてついに瀕死の状態にまで陥るが、鋼牙の奮闘で無事にホラーの血は浄化された。彼女の亡父・由児(村井克行)は、生前に出会った牙狼(この時は大河だった)をモデルにした絵本『黒い炎と黄金の風』を書いている。料理が恐ろしく下手で、常人だと食中毒を起こす。ポジティブなのか思慮浅いのか、思った事をすぐ口にしてしまうが、別に気が強いという訳ではない。男性にはあまり興味がなく、絵を描く事が最優先事項。絵のタッチはシャガール風。全ての陰我から解放された後、絵の勉強のためにイタリアへと渡った。
龍崎駈音(りゅうざき かるね)(演:京本政樹)
カオルが懇意にしている心理カウンセラー。テレビに雑誌に引っ張りだこの有名人。何かとカオルを気にかけるが…。
バラゴ
冴島大河の元で魔戒騎士になる為の修行を積んでいた人物。故に騎士としての紋章は鋼牙と同じ三角形である。(暗黒騎士である為か正式な紋章を上下反転させてある)大河の親友であり優秀な弟子だったが、己の慢心とホラーに家族を殺された(正確に言えば、ホラーに人生を狂わされた)憎しみから、力を追い求めるあまり、闇の魔導書に魅入られ心を囚われてしまい、装着制限時間が過ぎても鎧を解除せず鎧に喰われる道を選んでしまう(心滅獣身後、「暗黒騎士キバ」に)。顔には大河が負わせたx状の傷(「必殺」の呪印)がある。「龍崎駈音」とは、顔を変容させる薬を使い変化したバラゴの仮の姿(「必殺」の呪印から逃れるため、印を消す必要があった)。カオルをゲートにメシア降臨を企むも、メシア降臨のためにホラー集めの道具として利用されていたに過ぎず、最後はメシアに捕食され消滅した。小説版では消滅後に己の師であった大河と再会し、最終話の牙狼の鎧の召還を助力した。再び、魔戒騎士の子として生を受け、イタリアで修行中にカオルと再会する。バラゴとは旧魔界語で「希望」を意味する言葉らしい。
倉橋ゴンザ(くらはし ゴンザ)(演:螢雪次朗)
代々冴島家に務める鋼牙の執事、67歳。鋼牙に心からの忠誠を誓っており、鋼牙もまたゴンザに対して絶対の信頼を置いている。魔戒語や魔戒の伝承にも詳しいがソウルメタルを扱うことはできない。
涼邑零(すずむら れい)(演:藤田玲)
6話から登場した謎の美青年、18歳。「ゼロ-絶狼」の称号を名乗り、西の番犬所に所属するが、どの魔戒騎士の系図にも属さない謎の魔戒騎士。騎士としての紋章は、円の中に稲妻が走ったような図案で黒いコートを愛用。紋章とは別に背中にはドリームキャッチャーと双剣を象った刺繍が施されている(コートの修復は自分で行っているため、継ぎ接ぎだらけ)。無邪気かつエキセントリックに振舞うが、その実非常にクール。鋼牙に異様なまでに執着し、「黄金騎士の抹殺」を言って憚らず、彼に勝負を挑む。実は老魔戒騎士・道寺(品川徹)により育てられ技を伝授されており、名を「銀牙」という。ある日婚約者・静香と道寺を何者かに殺害され(シルヴァ曰く「ホラー喰いの黄金騎士に姿と太刀筋が似ている」)、以後本来の名前を捨て復讐のために生き続けている。道寺が殺されたのは、顔を変容させる薬の持ち主であるために、それを欲するバラゴに狙われたのである。彼が鋼牙をつけ狙うのは黄金騎士への憎悪からであり、数度鋼牙 = ガロとわたりあったが、鋼牙のひたむきさや、死闘のさなか自分を殺せたのに敢えて手心を加えた様を目のあたりにするにつれ、本当に彼が仇なのかの確証が持てなくなる。そして遂にキバの出現で記憶が鮮明となり、目指す敵を間違えていたことに気付き、キバを倒すために鋼牙と手を組むことを決意した。実はずっと牙狼の称号に憧れていた。鋼牙の使うものより短い、直刀・両刃の一対の魔戒剣を愛用する。極度の甘党。他に、「破邪の剣」と呼ばれる投擲武器系の短剣を有する、これは何人もの魔戒騎士が命を落としたと言われる代物である。戦いの後、その功績を認められて正式に魔戒騎士の系譜に加えられ、西と東の管轄を掛け持ちしているようである。
冴島大河(さえじま たいが)(演:渡辺裕之)
鋼牙の父で先代の『牙狼』。ホラーにも名前が知れ渡るほどの実力の持ち主だったが、魔道に堕ちた弟子であり親友であったバラゴとの戦いの中で、飛び出した鋼牙を守るため命を落とす。「護りし者」としての在り方を、自らの命を以って鋼牙に伝えたのである。既に劣勢でありかなりの深手を負っていたとはいえ、自分のために父が死んだことへの後悔の念は今でも鋼牙を苛み、父の最期を揶揄されると激昂するのはそのためである(事実と違う死に様が流布されているところを見るに、何者かの作為が働いているのかもしれない)。その死後、愛用の牙狼剣は長らく地に刺さったままであり、鋼牙はそれを抜けるようになるまで修業し続けた。その後、剣は鋼牙が引き継ぐこととなる。
三神官・ケイル(演:渡辺けあき・声:井上富美子)
三神官・ベル(演:岡本杏理・声:川名真知子)
三神官・ローズ(演:柏幸奈・声:佐藤朱)
東の「番犬所」にいる三神官。恐ろしく洞察力が高く冷徹だが、大変悪質な悪戯好きで、命を落とした騎士もおり、また「騎士は、人間など守らずホラーを狩っていればよい」という考えを持ち、騎士達の忠誠心は決して高いとはいえない。元は一人の人間だったが、魔界と現世の橋渡しとして選ばれ数百年の時を生きているらしい。既に元の肉体が滅したため、現在の3人の子供の肉体を依代として選んだ。暗黒魔戒騎士キバに従い、封印したホラーを魔界に送還していないなど独自の行動を取っていた。なお、彼女たちの声は、演じる役者とは違う声優によって吹き替えられている。名前の由来はギリシャ神話の地獄の番犬「ケルベロス」の3分割。
ガルム(演:吉野公佳)
三神官が成人の女性の肉体を依代として選び、乗り移った姿。違う人間に姿を変えることもできる。コダマを殺された復讐心から鋼牙達に襲いかかった。生身のままでも戦闘能力は非常に高く(手袋を外して素手になると更に強化)、その力はコダマ同様獣化することでより強大になる(木霊による攻撃も可能と思われる)。バラゴに従うふりをして、メシア降臨を企んでいた。圧倒的な力で零を追い詰めるが、ゴンザの乱入に気を取られた隙を突かれて倒された。名前の由来は北欧神話の地獄の番犬「ガルム」。
獣化ガルム(スーツアクター:八代峯奈)
ガルムが真の力を発揮した姿。魔戒騎士のように光の輪を発生させて変化する。変身前の高い格闘能力に加え、背中の日輪のような装飾を変形させたフラフープ状の武器を使って戦う。その能力はゼロですらも太刀打ちできないほど。
コダマ(演:マーク武蔵)
三神官の従者。主には絶対の忠誠を誓い、全く喋らない。生身でも魔導火を操り、声による木霊のような攻撃を放つ(喉にダメージを受けると声の力を一時的に失う)。身体能力だけでも鋼牙と零を圧倒するほどで、肉体は魔戒剣すら通さない。凄まじい戦闘能力を持つ。ガルムの発言から推測されるがまだ成長段階で潜在能力が極めて高い。実はガルム(ケイル・ベル・ローズ)の実の息子。
魔獣装甲コダマ(スーツアクター:秋山智彦)
コダマが真の力を発揮した姿。大声を出すことによりその姿を現す。武器は剣を使い、声による木霊のような攻撃は直接は使わず剣の力を増幅するために使う。戦闘能力は高く、牙狼をも圧倒した。だが怒りと復讐心に囚われ、禁を破り心滅獣身を使用した牙狼に圧倒され、あっけない最期を遂げた。
魔導輪ザルバ(声:影山ヒロノブ)
鋼牙がつけている意思を持つ指輪。ホラーを探知することができ、威勢の良い口調で鋼牙を鼓舞する相棒的存在。実は魔戒法師によりソウルメタル製の指輪に封印されたホラーであり、この種は黄金騎士だけが所持を許されている。鋼牙とザルバは共存しており、「1ヶ月に1日分の命を与える」という契約に基づき、(毎月一日だけ)鋼牙は自室で死ぬ。元々は大河と契約していたのだが、その死に際し、息子の鋼牙にその想いを伝えた後、請われて彼のパートナーとなる。キバとの戦いで、魔界から鋼牙に鎧を届けるために力を使い果たし砕け散ったが、西の番犬所に修復され、記憶を失いながらも復活した。ザルバとは旧魔戒語で「友」という意味。恐らく大河が付けた名前であると思われる。外伝によると、大河と出会う以前から人間との共存の可能性を考えていたようである。本来の身体は魔界にあり、それに魂を戻すことも可能らしい。
魔導具シルヴァ(声:折笠愛)
零の魔導具。指輪型のザルバと違い、ネックレスの形をしている。零のことは「ゼロ」と呼ぶ。獣化ガルムの攻撃から零を庇い、半壊したが無事だった(零はその事を悔やみ、『白夜の魔獣』では左手に付け替えている)。シルヴァとは旧魔戒語で「家族」という意味。以前は零(銀牙)の師であり義父である道寺と契約していた。
阿門(あもん)(演:麿赤児)
魔導具の製作にかけては神業と呼ばれる老法師。ザルバも彼の作による。鋼牙の父・大河とは旧来の友人であり、よくバルチャス(魔戒ゲームの一種)を競っていた。顔を変容させる秘薬の製造者でもあり、薬のストックがなくなったバラゴに製造を迫られ、それを断ったため殺害される。バルチャスの「騎士」の駒を握った状態で死んでいたため、邪美は番犬所・魔戒騎士に疑念を抱く。
邪美(じゃび)(演:佐藤康恵)
阿門に育てられた孤児であり弟子であり、鋼牙とは幼馴染。魔導文字の腕前は師匠を超える。体術も卓抜しており、強さは魔戒騎士並み。その力を駆使してコダマとも優位に渡り合い、レギュレイス戦でも鋼牙をサポートした。師匠の死と番犬所に不審を抱き、東の番犬所を襲撃、そこでなぜか魔界に送還されているはずの、ホラーを封じた短剣を発見、奪取する。コダマの追撃を振り切った後、彼女の暗殺を拒み番犬所と袂を分かった鋼牙と協力して「月光陣」で短剣を魔界へ送還しようとするが、成就寸前でコダマに闇討ちを受け殺害された。しかし、彼女の肉体は滅んでおらず、魔戒樹に封じ込められていた(牙狼 スペシャル 白夜の魔獣)。その後、阿門法師の霊から頼まれた鋼牙により魔戒樹から救出された。なお、阿門法師が邪美を復活させた真の目的はホラー・レギュレイスとその眷属の完全復活を阻止するために、長きにわたる「天魔降伏の儀」により力の衰えた鷹麟の矢に新たなる力を吹き込むためであった。レギュレイスとの戦いの後、彼女は閑岱の地に残り、第2の人生を歩むこととなった。
グラウ竜(声:半田雅和)
紅蓮の森の奥深くにおり、ホラーを狩る為だけに作られた存在。戦闘能力は高く、発する光弾はホラーを一撃で倒すことができる。シルヴァ曰く「元々命がなく、倒されても魔界の力で何度でも復活する。」とのこと。外界に出ずに紅蓮の森にだけいる理由は、人間界と魔界との協定でホラーを殺すことができなくなったためだと思われる。

魔戒騎士
人知れず闇を狩る戦士達の総称。彼らは番犬所と呼ばれる組織の管轄下において、昼間は影に潜むエレメントの浄化・封印、夜間はホラーとの戦いに明け暮れる(つまり日中の活動をしっかりしておけば、ホラーが出現することはなく、第1話で指令書が届いた時に鋼牙が「久しぶりだな」と言ったのはこのため。以降ホラーの出現が頻発することになるが、これは後半への伏線となる)。魔戒騎士は通常でも圧倒的な戦闘能力を誇るが、魔戒剣で頭上に円を描き、鎧を召喚し装着することでホラーを遥かに凌駕する力を駆使できる。併せて魔戒剣は更に強力な武器へと変化(人間と合体したホラーは通常の魔戒剣の状態では浄化できない)し、鎧はホラーの多少の攻撃なら浄化してしまう。しかし、現世での装着には99.9秒の活動制限が存在し(魔界においてはこの限りにあらず)、それを過ぎても装着していると鎧に喰われてしまう。ホラーは通常の物理的攻撃では倒せないため、魔戒剣も鎧も「ソウルメタル」と呼ばれる、一般人にとっては超重量の特殊金属でできている。(魔戎騎士が存在しなかった頃は、ソウルメタルの元となる「ホラーの爪」というホラーの残骸から作られた鎧を身につけた戦士たちがホラーと戦っていた。)ソウルメタルは持ち主の心の在りようによって重量を変える物質であり(つまり所有者が心を許す相手には、ある程度軽量化も可能)、魔戒騎士は皆これを使いこなせるよう修練を積んでいる。因みに魔戒剣は確かに強力な浄化の力を持つが、ホラーの血液で穢れると、番犬所で定期的に清める必要がある。魔戒騎士同士の決闘は禁じられており、破った場合、番犬所から制裁として寿命を削られる。なお、鎧が狼を象っているのは、その昔、ホラーに一匹で勇敢に立ち向かい、それを倒したという「黄金の狼」の言い伝えから来ているらしい。

黄金騎士・牙狼【ガロ】(スーツアクター:大西雅樹)
鋼牙が鎧を召喚し現出する、黄金の魔戒騎士。魔戒剣は幅広・両刃で大型の束頭、刀身に紋様のついた牙狼剣となる。凄まじい斬撃の他に、剣圧を飛ばしたり魔導火を身に纏った「烈火炎装」という攻撃も使いこなす。鋼牙装着の場合、瞳の色は鮮やかな緑になるが、父・大河は真紅だった。99.9秒の活動制限時間を過ぎると人間としての心を失い、黄金の巨獣へと変貌してしまう。最終回ではカオルの想いを受け、翼人となった。なお、「ガロ」とは旧魔戒語で「希望」という意味。
銀牙騎士・絶狼【ゼロ】(スーツアクター:マーク武蔵)
零が鎧を召喚し現出する、白銀の魔戒騎士。魔戒剣は二対の銀狼剣となる(切っ先に角度がついて形状も変化する)。烈火炎装も使いこなし魔導馬を召喚できるなど、力・技量共に牙狼とほぼ互角。二刀を一つに繋げた(左手用の柄にプラグがついており、右手用の柄の窪みに挿し込む)「銀牙銀狼剣」(魔戒剣の状態でも合体は可能)をブーメランのように操れる他、烈火炎装状態で空を斬ることで剣圧の軌跡を残し、時間差で飛ばす等のトリッキーな技も使いこなす。
烈火炎装
魔導火を魔戒剣に帯びさせ、その後身に纏うことにより攻撃力・防御力を高める技術。牙狼の場合、燃える牙狼剣からX字に斬撃を放ち、それが敵を切り裂く。その後空中で炎と衝突、烈火炎装が完了する。
魔導馬
ホラーを100体浄化した際に与えられる試練(現世と真魔界の間にある「心の魔界」へ精神を転移し、自身の影と戦うというもの)をクリアし、初めて召喚を許される魔戒獣「魔界より生まれし力」。その蹄音は魔戒騎士の武器を変化させ、通常を遥かに上回る力を発揮する。また、現世と魔界を自在に行き来する能力も有する。現役の魔戒騎士で魔戒獣を召喚可能なのは鋼牙と零、翼。なお魔戒獣とは魔導具と同様に動物の死骸に魔獣を封じ込めたもので、魔導馬には獣型のホラーが封印されている。
轟天(ごうてん)
牙狼の召喚する魔導馬。金色の体に真紅の鬣を持つ(誕生当初、体は金色ではなく鋼色だった)。蹄音の力により牙狼剣は巨大な牙狼斬馬剣に変化し、装甲の硬いホラーでも一太刀で斬り倒すことが可能となる。
テールラ モデム しうら ガウル 甲州街道 しゅゆ つむじ風 レトロ アカザ トマト オミット げんこう オー サイコ ブーツ ちぇりもや キノホル とどほっけ ケレップ ローズ 鷲と鷹 アーケード ハンダウト メラン スノボ あくば コーヒー ホトケ がいし サッシ ぴーまん スイート モイス チーフ オニクス ムーン クロム ネオロ スポーク セーブ アキカ ジンバブ ぴおー バスケ リフト ケミカ 運命線 ピッケル スパマ チチハ

銀牙(ぎんが)
絶狼の召喚する魔導馬。轟天とほぼ同じ能力を持つが、体は白銀に輝き頭頂部に刃の如く鋭い角を持つ。
暗黒魔戒騎士・呀【キバ】(スーツアクター:前田浩)
巨大ホラーに苦戦する鋼牙と零の前に突如現れた、“ホラー喰いの魔戒騎士”。武器はホラーを喰う儀式に用いられるポールアックス状の斧「暗黒斬」とガロのものとほぼ同じ剣である「黒炎剣」を使用し、烈火炎装も使いこなす。その正体は、大河の弟子であり有能な魔戒騎士であったバラゴ。家族を殺したホラーへの憎しみから過剰に力を求め、わざと鎧装着の制限時間を過ぎること(この際心滅獣身の形態を経ている)で闇に堕ちた(このとき、ソウルメタルも性質を反転させ、「デスメタル」と呼ばれる特殊金属に変質する)。鋼牙と零が二人がかりで戦っても、まるで歯が立たないほどの圧倒的な力を持つ。バラゴの人格が消滅し、メシアが倒れた後も鎧だけが復活(姿は通常の呀の姿と若干異なっている)して執拗に戦いを続けたが、鋼牙によって完全に消滅させられた。劇中では魔戒騎士時代のバラゴの鎧の姿は回想の僅かなシーンでしか確認できないがPS2ゲーム版ではっきりとした姿を確認できる。

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2009年02月25日 12:49に投稿されたエントリーのページです。

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