優等列車であるが、一部区間では各駅に停車となる列車種別で、当初は関西系のJR・大手私鉄で多用されていたが、1997年に東武鉄道の「区間準急」が登場以来全国規模で「区間○○」が増殖している。 例として「区間快速急行」、「区間急行」、「区間準急」、「区間快速」等がある。なお、区間種別を多用している関西系の大手私鉄では唯一阪急電鉄には区間種別の設定がない。
英語表記 [編集]
英語表記は、東武鉄道や小田急電鉄の「区間準急」が「Section Semi Express」と表記されるのに対し、JR西日本の「区間快速」は「Regional Rapid Service(R.Rapid)」、首都圏新都市鉄道およびJR東海の「区間快速」ならびにJR北海道の「区間快速いしかりライナー」が「Semi Rapid」を使用するなど、社局によって差異がある。また、近畿日本鉄道などでは、「近郊の」を意味するSuburbanの略、Sub -の表記が使われている。なお東京モノレールの「区間快速」は「区間」がついているが単に「快速」を表す「Rapid」である。
トラスト クター アップ オバタ ダナン たはら トランス うちまた ノンワイヤ エレジー リアリス ミシンス オポチ カップ シュート キナノ ブレイ ぼしん ヤマボウ ロジウム ログレコド サング トグル ミニデ とらべる この日 スキュラ ダウンヒル モーダル フリッカー レセルピン キジムシ デスクト ディナー ロライト ビーチ ティラナ 長久パート チーク ストック 秋の夜 ユキヤナ トラン 夕凪 バーチ タイイン イザー サマル バッテ ピトン
運行方法 [編集]
このような事例では、各駅に停車する区間については需要が少ない場合でその区間を通過する列車を設定しているが、地域輸送を担う列車を設定するほど需要が少ない、ないしはその区間の駅と列車始発駅周辺等一方向に需要が偏っていることから必ずしも地域輸送にのみ特化した列車を運行するのに適していない場合にこのような列車を設定する場合が多い。
例えば「区間急行」は、起点駅付近は急行と同じ駅に停車し、郊外は各駅に停車する事が多い。
いずれも、「区間」がつかない列車より相対的に停車駅が多くなるのが一般的だが、阪神本線の「区間特急」は2009年3月20日改正時まで例外として、「特急」よりも停車駅が少ない列車となっていた。これは実質的には「通勤特急」という意味の列車であったが、「通勤特急」という名称を使わずに「区間特急」の名称を用いたためである。
さらに京阪本線の区間急行は準急よりも停車駅が多い設定となっている(京成・東武の快速>急行の関係と同様)。
また、2006年3月18日の改正以前の東武伊勢崎線では、「区間準急」の内東京地下鉄半蔵門線との乗り入れ列車では、「準急」が停車する曳舟駅~北千住駅間の途中駅を全て通過していた。これは例えば東京地下鉄半蔵門線水天宮前駅とほぼ同じ駅である東京地下鉄日比谷線人形町駅と北千住駅との距離が大幅に異なる事で、速達性を高め混雑緩和と利用客の誘導をする役割を担っているためである。この区間準急は曳舟駅で準急を追い越した後せんげん台駅で追い越した準急に抜き返されるという珍しい運転方法であった。
また、列車種別に「区間」を冠さずに中間区間で各駅に停車する場合もある。
このような事例として、小田急小田原線の急行では本厚木駅~新松田駅間は各駅に停車するが、新宿駅~本厚木駅間は通過駅を有し、新松田駅~小田原駅間では無停車となる列車もある。
区間種別と同様の運行形態をとる種別 [編集]
なお、「区間○○」という種別を作っていないが、優等列車がある駅に到着後、その列車がそのまま各駅停車と種別を変更してその先まで行くことで「区間○○」と同様の運行形態をとっている場合もある。
このような場合、ダイヤグラムや時刻表等で列車番号を見ると別列車扱いとしている場合が多く、列車運行上利用客の便を図るために1本の列車として取り扱うためである。
例として、小田急小田原線で運行されている急行相模大野行きの一部が相模大野駅より「各駅停車本厚木行き」等として運行される。
通勤種別 [編集]
朝夕のラッシュ時のみ運転される、通勤・通学客向けの列車で、「通勤特急」、「通勤特快」、「通勤急行」、「通勤快速」などがこれにあたり、東京近郊で多く採用されている。たいていの列車の場合、別途料金がかからない列車で運行されるが、JRにおいて定員制列車であるホームライナーが運行されてきたことで、他の鉄道でも有料列車の中にはこのような運行系統を有するものもある。
「通勤」が付かない列車より停車駅が多いか少ないかは、会社・路線によって異なる。また、会社によっては「通勤」という称を冠しない場合もある。
なお、「通勤」種別とは逆に行楽用の列車としては「ホリデー快速」などがある。「通勤」種別は平日のみ運転の列車がほとんどだが、京成本線の「通勤特急」(前述)、西日本旅客鉄道(JR西日本)広島地区の「通勤ライナー」は土曜・休日にも運転される[3]。
JR中央線(東京圏)における通勤種別
「通勤特快」は、中央特快より停車駅が5駅少なく、特快が停車する西八王子駅、豊田駅、日野駅、三鷹駅、中野駅を通過する。また、この列車種別は上り5本のみの運用である。
「通勤快速」は中央特快より停車駅が2駅多く、中央特快が通過する荻窪駅、吉祥寺駅に停車する。また、下り列車の運用しかない。
JR東海道線(東京圏)における「通勤快速」
快速アクティーより停車駅が3駅少なく、快速アクティーが停車する川崎駅、横浜駅、戸塚駅を通過する。また、この種別は平日夜の下り4本のみの運行である。停車駅は、東京駅、新橋駅、品川駅、大船駅、藤沢駅、茅ヶ崎駅、平塚駅、国府津駅、小田原駅である。
JR高崎線における「通勤快速」
この通勤快速は、快速「アーバン」が停車する上尾駅・桶川駅を通過し、快速アーバンが通過する尾久駅に停車する。停車駅は、上野駅、尾久駅、赤羽駅、浦和駅、大宮駅、鴻巣駅、熊谷駅から前橋駅までの各駅である。一部下り列車は上尾駅・桶川駅にも停車する。上野~大宮間は宇都宮線の通勤快速と同様の停車駅である。
JR宇都宮線における「通勤快速」
この通勤快速は、快速「ラビット」が停車する蓮田駅を通過し、快速ラビットが通過する尾久駅に停車する。停車駅は上野駅、尾久駅、赤羽駅、浦和駅、大宮駅、久喜駅、古河駅、小山駅から黒磯駅までの各駅である。上野~大宮間は高崎線の通勤快速と同様の停車駅である。
JR埼京線における「通勤快速」
この通勤快速は、通常の快速より停車駅が2駅少なく、快速が停車する戸田公園駅・与野本町駅を通過する。停車駅は、東京臨海高速鉄道りんかい線新木場駅〜赤羽駅間の各駅、武蔵浦和駅、大宮駅〜川越駅間の各駅である。
JR京葉線における「通勤快速」
この通勤快速は、京葉線内の途中駅は八丁堀駅、新木場駅の2駅にのみ停車し、そのほかの駅はすべて通過する。内房線・外房線内は快速と同じ停車駅。なお、京葉線全線開通当時は新木場駅も通過していた。
東急東横線・みなとみらい線における「通勤特急」
特急より停車駅が3駅多く、特急が通過する日吉駅、馬車道駅、日本大通り駅に停車する。
かつての東急田園都市線における「通勤快速」
田園都市線では、現在は「急行」と「準急」が優等列車として運行されているが、その原型は「通勤快速」である。設定当初、快速も存在しなかったが、朝ラッシュ時のみに、「通勤快速」として速達列車が設定された。これは、「快速」とか「急行」と称してしまうと、停車駅の変更ができなくなる恐れがあることを考慮したものである。当時、田園都市線沿線は開発中で、各駅の乗降人員の予測が外れる恐れがあった。他には例を見ない通勤種別である。
京王線における通勤種別
「通勤快速」は、快速より停車駅が3駅少なく、快速が停車する下高井戸駅、八幡山駅、仙川駅を通過する。さらに、新宿駅・新線新宿駅~調布駅・東府中駅間では急行と同じ停車駅(その他の区間では各駅に停車)であることから、「区間急行」ととらえることもできる。
同線は、かつて「通勤急行」が設定されていたが、1992年に急行がつつじヶ丘駅に停車するようになった。このため急行と停車駅が変わらないため、急行に統合されて消滅した。
西武池袋線における通勤種別
「通勤急行」は、急行より2駅停車駅が多い。急行が通過する大泉学園駅、保谷駅、東久留米駅に停車するが、逆に急行が停車するひばりヶ丘駅を通過する。
「通勤準急」は準急より停車駅が1駅少ない。準急が停車する石神井公園駅を通過する。2008年6月15日までは練馬駅も通過した。
西武新宿線における通勤種別
「通勤急行」は急行よりも停車駅が7駅少なく、従来急行の各駅停車区間にあたる本川越駅 - 田無駅間でも通過運転を行う。
東武東上線における「通勤急行」
志木駅以遠において急行より停車駅が多く、急行が通過する志木駅~川越駅間は、各駅に停車する。逆に急行が停車する朝霞台駅を通過する。つまり、成増駅以遠各駅停車となる準急と比べて、停車駅が2駅少ないだけである。
西武池袋線の通勤急行・通勤準急、東武東上線の通勤急行のように、上位の種別が停車する駅を通過することを、停車駅が互い違いになることから千鳥停車という。
東京メトロ東西線における「通勤快速」
快速より停車駅が3駅多く、快速が通過する南砂町駅、西葛西駅、葛西駅に停車する。
京成電鉄における「通勤特急」
現在の通勤特急は3代目。停車駅は京成上野駅・押上駅~勝田台駅は特急と同様で勝田台駅~成田空港駅・芝山千代田駅は各駅に停車する。乗り入れ先である都営浅草線内では各駅に停車するが、一部の下り通勤特急は京浜急行線(空港線・本線)内は急行・都営浅草線内はエアポート快特として運行し、押上駅から先の京成線内のみ通勤特急となる。
かつてのJR東海道本線(静岡圏)における「通勤快速」
静岡地区において2007年3月17日まで唯一定期的に運行されていた(「ムーンライトながら」を除く)快速である。豊橋駅~静岡駅を平日のみ、1日1往復運行していた。朝の時間帯には上り、夕方の時間帯には下りが運転され、いずれも豊橋駅~島田駅の各駅および静岡駅に停車していた。
京阪電気鉄道における通勤種別
京阪本線においては「通勤特急」の名称を使用せず、2003年から2008年まで、類似の列車として「K特急」が運行されていた。停車駅は「特急」の停車駅に比べ2駅(枚方市駅・樟葉駅)少ない。ただし、朝ラッシュ時の淀屋橋駅行きは枚方市駅にも停車するが、それでも「特急」の停車駅に比べると1駅少ない。なお、2008年10月19日のダイヤ改正で「快速特急」が新設され、K特急の運転は取りやめられた。同時に「準急」・「快速急行」の停車駅から守口市を除いた「通勤準急」・「通勤快急」も新設されている[4]。
阪急電鉄各線における通勤種別
阪急電鉄では路線によって役割が異なる。京都本線における「通勤特急」は「特急」が停車する淡路駅・茨木市駅を通過し、「特急」が通過する西院駅・大宮駅に停車する千鳥式停車になっている。一方の神戸本線における「通勤特急」は「特急」の停車駅に塚口駅を加えたものとなっている。また、神戸本線・宝塚本線には「通勤急行」という種別が存在し、神戸本線では「急行」の停車駅に武庫之荘駅を加えたものになっているのに対し、宝塚本線では(現在は)「急行」の停車駅から蛍池駅を除いたものとなっている。宝塚本線には、その他にも「通勤準急」という種別もある。これは現在では「準急」の停車駅から中津駅、曽根駅、岡町駅を除き、石橋より先箕面線直通となっている。
阪神電鉄における通勤種別
本線においては「通勤特急」の呼称を使わず、同様の列車として「区間特急」が運行されている。この列車は「特急」の停車駅である御影駅、魚崎駅、西宮駅、尼崎駅を通過する一方、特急が通過する青木駅、甲子園駅に停車するという、千鳥停車方式を取っている。
南海電気鉄道の南海本線においては「-急行-」(白線急行)が運行されていた(現在の空港急行に相当)。この列車は通常の急行停車駅に加えて春木駅に停車する列車である(通勤時間帯のみに運行されるのではなく、終日運行されていた)。また、かつては「赤準急」(現在の区間急行に相当)も運行していた